大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

コルトパイソン・三社三様


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思いきってタナカのコルトパイソン4インチを購入。これで6、4、2.5インチが揃ったのでグリップの内側にメーカーの違いが出るのではと思いを三丁のグリップを外してみました。
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まずMGC。約40年前のモデルガンですがまだ黒々としています。サービスサイズですが重みを出すためかウエイトが幅広く厚みがあるのでグリップは実質カバーのような感じです。これに実銃用のグリップを着けるために加工をするとしたら素人レベルでは不可能でしょうね。

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続いてタナカ。最近リメイクされた最新タイプですがウエイトがあちこちみっちり入っていてとにかく重いです。シングル・ダブル両アクションも三丁の中で一番キレがあります。ただトリガーガードのパーティングラインがうっすら残っていたり湯ジワが見えたり少し仕上げのアラが見えるのが残念です。f:id:sekennohitohaubiwosasu:20201009233540j:image

最期にコクサイです。購入した時は普通の黒いパイソンかと思ったら何処かのサイトで磨けば鍍金された表面が輝くと聞いたのでポリマールや不織布で磨いてみると輝きが出てきました。角の鍍金が薄くなってエッジが立った感じです。コクサイもまたグリップが独特の形なのでこれも実銃用をつけるとしたら何かしら加工が必要でしょうね。

実銃の世界ではリボルバーから手を引いたコルト社が最近ショットショーで過去のリボルバーをリメイクして出品しているようです。今すぐは無理でもいずれそういうのも色々なメーカーから出たらまた面白くなるかもしれませんね...と言いたい所ですがモダンリボルバーは現在タナカの独壇場でマルイの24連射リボルバーは製造中止。もう一社マルシンの発売時期未定のCO2リボルバー、タウラスのレイジングブルが新しい流れを作ればまた面白くなるかもと思うのですが...フロンガスも値上がりが続いているのでこのまま何れ廃止されるフロン一本の現状維持で通すのも難しいと思うんですよね。本日、ここまで。