大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

秋雨に過ぎ去った別れを

年に一、二回ほど、同人誌とコスプレのイベントを手伝っています。昨夜同じく手伝っている知人から連絡がありイベントの主宰が先月の末に世を去り、葬式も終えていたことを知りました。こういう時いい意味での薄い付き合いは裏目に出るもので、個人の家は知っていても実家の場所や連絡先が解らない。もう一人手伝っている友人に電話をして亡くなった事を告げると絶句。二人で電話を介して線香一本、仏壇の前で手を合わせる事も叶わないのかと悔やむ事しか出来ませんでした。最後に顔を合わせたのは去年の10月。叔父が亡くなり葬儀で遠方へ行かねばならず、イベントを手伝えなかったお詫びにお土産を持ってアパートへ行った時。その後はメールで時折やり取りはしていました。郵便局に勤務している方だったのでそろそろ年賀はがきの購入を頼まれる頃なのに遅いな、と思っていたところ...正直今は何も出来ないのがただただ口惜しい。


アナログな時代374 一人 (1978) 柳ジョージ&レイニーウッド - YouTube