大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

スキ・キライについて徒然に書いてみる

なんだかSNSを始めて四年くらい経ったそうなので、ふり返りの意味を込めて好きになったモノ、嫌いになったモノについて今回ちょいと綴ってみたいかなと。先ずは嫌いな方から。

洋画や海外ドラマの吹替が嫌いになりました、というか吹替クラスタの方々ですね。吹替クラスターの方々今の声優さんに対する批判・否定があまりにも手前のTLに流れて来まして吹替が嫌いになりました。「今の声優は」芝居がなってない、聴けたモンじゃない、魂で芝居をしてない、どれもみんな同じ声、個性が無い、往年の方々こそ本物等々…まあ手前の友人にも「声優は歌うな踊るな顔出すなラジオでしゃべる暇があるなら黙ってマイクに向かってろ」なんてヤツもいたりしますがね。

今観ている海外ドラマで長く続いているシリーズは最後まで見るのが礼儀だろうと思って見てはいますが、正直熱が全く無くなってしまいました。前はあんなに「✕✕洋画劇場版の吹替を見たい」とか言ってたのに。「職業に貴賤なし」なんて言葉がありますが、声優・役者にも貴賤はねえだろうよってのが手前のスタンス。歌おうが何しようがそれは決して無駄にはならないんじゃねえかな、なんて考えてます。手前も大嫌いだった前職の技術と知識が全く関係ない所で役に立ったとき何とも複雑な心持ちでしたが、何処かあの時の苦痛が何か報われたような気持ちになりましたよ。

今の所最後に買った吹替のDVDはロバート・アルトマン監督の「ロング・グッドバイ」。その中の有名な台詞に「さよならを言うことは、少し死ぬことだ」なんていうのがありますが…うん、吹替に今はさよならを言って少しの間死んでいることにしよう。

 

で、好きになった物はM1911ことコルトガバメント。鉄砲の趣味に目覚めたうちはSIGやベレッタにグロックと目が行くんですけどね。ましてガバメントは刑事ドラマだとだいたい悪いことをするハンシャの方々が持っているイメージでしたし。

イメージが変わったのは多分ウエスタンアームズのガバメントを買って国本社長の経歴やモデルガンの産みの親の一人小林太三さんを知ってからでしょうか。ガバメントはどんな姿になっても根っこが見えるんですよね、足し引きしても変わらない。

何時もお世話になっているショップの店長と話をしていて「この趣味をやっているとね、いつの間にか持っているのが各種ガバメントとリボルバーだけっていう人間が往々にしているんだよ。多分○○君もそうなるヨ」…はい、その通りでした。

しかしガバメントの中で縁遠い物もありまして、コンバットコマンダーに全く縁がない。ウエスタンアームズでも「ガルシアの首」に出てきたライトウエイトコマンダーばかりでコンバットコマンダーのガスブロは出ない。シリーズ80刻印が欲しいのにマルシンのモデルガンはプレ70刻印。ウエスタンアームズにも刻印だけ変えて出せばいいじゃろがい!なんて心の中で毒づいてました(笑)。

しかしトシを重ねたからかこだわりが少なくなったからか、マルシンのコンバットコマンダーのキットを見かけた瞬間心にスイッチが入り、只今金策の思案中です。どう算段をつけようかな(笑)。

人間ですから、時間が経つと考えや感性は変わっていく物だと思います。嫌いになってもヨリを戻したり、その逆だってあり得る話。己の道はどうなるのかな…世は常に万物流転、変わらぬものなどあるものか。それにしても改めて書き出してみると本当に手前のA×× Hallの小ささに改めてガッカリしたところで

本日、ここまで。