大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

アニメ誌との再会

はい、どうも。間違って書きかけをアップしたようで申し訳ありません、では書きます。先日訳あって何十年かぶりにアニメ誌を購入しまして…アニメディア、版型変わっていたんですね。

私がアニメに熱を持っていた頃にあった雑誌を思い出すとNewtypeアニメージュアニメディア、OUT、ファンロードが主だった所。そこにOVAのレビューをしていたアニメディアの兄弟分アニメVにバンダイ関連アニメ宣伝誌の皮を被ったディープな研究・考証本B-CLUB、エヴァンゲリオン最初のブームに当てこんでかソニー・マガジンズが出したAXなんてのもありました。今もある声優グランプリも確か最初はソニー・マガジンズから出版されていましたね。確か最初は音楽雑誌の別冊扱いのような形だったと記憶しています。

どうやら今も残っているのはNewtypeアニメージュアニメディアの三誌のようで私の印象としては読み手を選ばないNewtype、老舗かつスタジオジブリとの太いパイプを持つアニメージュ、それより少し年齢層のアニメディアという印象。付録の声優名鑑や放送されるアニメの歌本も楽しみの一つでした。月ごとの人気キャラクターランキングもまだあるんですね。ランキングといえばアニメージュでの女性キャラクター部門の絶対王者ナウシカの牙城をセーラームーンの亜美ちゃんが揺るがした、なんて話を当時耳にしたのですが本当かな(笑)。

そんな私が買っていたのはNewtypeとB-CLUB。初めて買ったNewtypeの表紙は「ふしぎの海のナディア」のナディアだったかな。それから遅れて最初に買ったB-CLUBの表紙は映画「ゼイラム」の今で言う所のスピンオフのOVA「IRIA」のイリアでした。今はどうか解りかねますが、Newtypeのその月のアニメの放送予定表に戦隊シリーズメタルヒーローが入っていたり「ウルトラマンティガ」の終盤の盛り上がりがセンターグラビアで取り上げられていた、と今のアニメファンに話しても信じられないかもしれないですね。

そんなアニメ誌を何故買わなくなったのだろうと理由を己に問いかけてみてもはっきりとした答えは出てきません。離れる時が来たから買わなくなった。答えはそれで十分かなと思います。しかしこうやってここで語れるほどの話が出てくるという事は、自分がアニメをまだしっかり好きでいる証左の一つという事を確信したところで

 

本日、ここまで。


My Sugar Babe 山下達郎 - YouTube