大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

壮烈の美学

はい、どうも。こちらのグリップ、一見ウッドグリップに見えますがひっくり返すと…
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はいドン!重量を稼ぐための丸々金属のグリップでした。それにしても本物の木材にも見えるような緻密な塗装です。
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今回はウエスタンアームズの「パラオードナンス ワイルドバンチ1911」のグリップをパックマイヤーのホワイトパールグリップに交換してみました。 
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エスタンアームズの1911は全体が他のメーカーより少し太いのでグリップの穴を拡げる加工が必須。リューターが壊れてしまったので、丸棒ヤスリでグリグリと削りながらフィッティングを繰り返してグリップスクリューを合わせて行きます。

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ひたすら穴を拡げては合わせるの繰り返しで手元が削れたグリップの粉で白くなります。たかが1ミリ、されど1ミリですね。

実はこれ、購入時あちこち錆びていたり金属が腐食し始めていた個所が多数あったのでブルーイングに失敗して放置していたウエスタンのある銃とニコイチにしています。塗装やパーツの処理でどこを交換したのか解る人は解るかも。

サム・ペキンパー監督の「ワイルドバンチ」と言えばあの壮烈な銃撃戦ですよね。個人的には男の意地とその末の破滅を描いた「ガルシアの首」が好きです。撃ち合いでスローになる演出はやっぱり後のジョン・ウー監督にやっぱり影響を与えているのかな~などと思いながら、

本日、ここまで。