大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

大都会・作風の違いとはいえ…

はい、どうも。今回もまた大都会PARTⅢからちょっと。第39話「警官殺し」からのワンシーン、現場に行く際の黒岩軍団のこの物々しさ。逮捕ではなく命(タマ)の取り合いに行くような勢いです。まあ大都会PARTⅢの場合、逮捕ではなく撃ち合い(と爆破とカークラッシュ)を見せるのが要ではあります。
f:id:sekennohitohaubiwosasu:20230609234259j:image

そこでふと思い出したのが対象に感じる特捜最前線での拳銃の取り扱い。携帯が必要な場合、神代課長がガンロッカーの鍵を開けて銃と実包一箱を各人に渡しています。

f:id:sekennohitohaubiwosasu:20230609234319j:image

目をこらすと奥の名札には「神代恭介」と見えるので課長用でしょうね。奥にある「CAL 44-40」と書いてある箱はもしかして狙撃に使うライフル用の実包でしょうか?それともMGCの箱かな?

f:id:sekennohitohaubiwosasu:20230609234341j:image

画面から観て使っているのはおそらくMGCのローマン2インチですが、おやじさんこと船村刑事は4インチを使っています。とはいっても特捜は各刑事の銃器へのこだわりは薄かったような…この次の回でおやじさんの銃はローマン2インチに変わっています。

f:id:sekennohitohaubiwosasu:20230609234402j:image

私は特捜最前線を全話通して観ていないので何とも言えませんが、大都会に西部警察が毎回の銃撃戦なら特捜は爆弾モノの話がよくあった覚えが。例えば原子爆弾、バリコン爆弾、電話回線を使っての爆破にハリウッド映画「スピード」の先取りのような話もあったりして。これとまた対象的にごくごく普通の犯罪の中での刑事と犯人の葛藤をじっくり描く回もあったりするので、特捜最前線もいずれ書いてみたいなと思った所で

本日、ここまで。