大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

キイハンター・アレなサブタイトル検証

先日やっと東映チャンネルでのキイハンターの放送が終了しました。長かったですねぇ...途中に一時中断もありましたから。今回は妙にインパクトのあるサブタイトルをつらつらと挙げていくだけです。これでキイハンターに興味を持ってもらえたらと思うのですが...記念すべき第1話のサブタイトルは「殺しのブルース」。うん、ハードボイルドな香り。続いてメンバーが揃う第2話が「非情の唇」。これもシリアスな雰囲気。そして進んで第21話「拳銃あねご潜入作戦」。ここで「むっ?」となります。そこからの流れで...

第37話「殺人鬼 お呼びの時間」

第42話「情無用の殺人旅行」

第45話「死体置場で今晩は」

第54話「それ行け発狂作戦」

第62話「宝の山は地獄の一丁目

第63話「サイコロ仁義潜入作戦」

第64話「がい骨抱いて珍道中」

第73話「殺人金庫ただ今、発売!」

第79話「馬鹿をかついで珍道中」

第83話「霊柩車に乗った新婚旅行」

第92話「今年もよろしく 世界殺人協会」

第93話「女王陛下 オー!発狂一分前」

第97話「殺人美容法教えます」

第100話「妖婆と宝石泥棒」

...とりあえず今回は100話まで。今風に言うとサブタイトルのクセが強いというヤツでしょうか(笑)。しかしこの中でもちゃんとシリアスな回がありますのでどうかご理解を。第63話は後々まで続く「サイコロGメン」シリーズの一作目、サブタイトルに絞ってここでは物語を紹介しませんでしたが、他にも第89、90話における大銀行の地下金庫争奪戦を忠臣蔵に置き換えてキイハンター対強盗団の知略戦を描く前後編はかなり見応えがあったりします。ここまではまだモノクロ放送の時代。もう少しでカラー放送が始まり、ここからキイハンターはさらに物語の華やかさやスケール、エンターテイメント性の幅を拡げていきます。

このサブタイトルの話は続きます、よろしければもう少しだけお付き合いを。

本日、ここまで。

(文中敬称略)