大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

再放送希望時代劇「おらんだ左近秘剣帳」

「おらんだ左近」と言っても高橋英樹さんのとは違います。あちらは「おらんだ左近事件帖」でこちらは秘剣帳。1991年7~9月にテレビ東京で放送されて東映製作の1クールなのでほとんど覚えていないのもやむなしか。引っかかっているのは主演が小野寺昭さんっていうのもあります。現代劇のイメージが強いし、時代劇で浮かぶのは「必殺仕切人」の新吉や「黄金の日日」の小西行長くらい。wikiではほとんど書かれていなかったのが最近かなり詳しく情報が追加されておりました。記憶の断片を探るとヘアスタイルは確か総髪で高橋版同様お寺を借りて医術を施したり子供達に手習いを教えていて、時折おらんだで学んだ知識を披露する日常だったような(例として日照りで井戸が枯れた時に泥水をろ過した水を飲ませる)。wikiには書いてありませんがシリーズを通しての黒幕が寺田農さんで、最終回に直接対決します。もう一つ忘れられないのはクライマックス、お馴染み悪役の謀が上手くいった旨を話しているとそれを遮る左近の声。悪役が何奴と外に出てくると

左近「おお、おるわおるわ地獄の鬼が」

悪役「何っ!?」

左近「それ、一匹邪(以下◯匹邪と悪人にテロップとSE)!、二匹邪!、三匹邪!」

とのやり取りのあと身分を明かして殺陣と言う流れだったような。ホントにうろ覚えです。多分再放送もほとんどされてないだろうなぁ。自専さんは作品をHD化して放送してくれるのは嬉しいけれどもそれが逆に放送出来る物を狭めてしまったのかも、と思ったりもします。本日、ここまで。