大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

なぜかフラットサイド


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所有しているコルトリボルバーはモデルガン、S&Wリボルバーはガスとなぜかキレイに別れています。それとどちらもバレルがフラットサイドでPCカスタムモデル。
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PCはPerformanceCenterの略でS&Wのカスタムモデル部門の事なんだとか。このM29は3インチという変わり種で、大口径でその短さに一目惚れして購入。デフォルトのホーグ製のグリップはあまりに好みではないのであえて昔ながらの木製グリップに交換しました。ABS製でもNフレームはデカいし、重いですね。
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こっちはM60。マットなステンレスシルバーがキレイです。ですが少々サイトの辺りにムラがあるのが残念...「フレンチ・コネクション」のジーン・ハックマンみたいにレザーのアンクルホルスターがあればカッコいいよな〜と思って値段を調べると笑うしかなかったです。オールドスタイルのリボルバーがモダナイズされて新しい魅力を見せてくれるのはやはり基本デザインの普遍性なのですかねぇ。

本日、ここまで。

 

大激闘マッドポリス80の思い出

大激闘がYouTubeで配信が始まったようで。学生時代に映画秘宝の別冊で読んで見たい見たいと思っていた所にCSに加入して数年後見れたのですが、その数年後録画していたディスクが次々とダメになり(涙)。同時期に同じメーカーで録画したディスクが全て再生不良はあまりに不自然なのでメーカーに全てのディスクを送ったところメーカーでも解析不能との返答。メーカーからは丁寧な謝罪とダメになったディスクをダビングしたものと新品のBD-Rを頂きました。とても誠実な対応には心より感謝しておりますが、以後そのメーカーのディスクは購入を控えさせて頂いてます。

話を戻して、大激闘ですよ大激闘。東映西部警察に対抗意識を燃やして作ったなンて噂を聞きますがね。主役に渡瀬恒彦さんで兄のレミントンM31とコルトローマンならこちらはM16とルガーP08の組み合わせ。銃器提供も向こうはMGCならこちらはコクサイ、車なら日産とマツダという所に何か張り合う匂いが。そういえば渡瀬さんはデビュー作の映画でもルガーP08を使っていたので、もしかしたらルガーP08が気に入っていたのかなと勝手に思っています。

DVD-BOXが出ていたけども、中々手の出ない高額商品だったので今回のこれからも配信は本当にありがたい。個人的なベストエピソードは22話の「黒い狼」かな~。マッドポリスの設立の中心人物の正義感が暴走する「ダーティーハリー2」に近い雰囲気の一本。各話で脚本、監督が大都会や西部警察と一部重複しているので制作会社で変わる雰囲気を楽しむのもこれまた一興かと。この頃TVや映画でフル回転だったと思われる大野雄二さんのオープニングは勿論、エンディングの「愁いの街」もいい曲なのでYouTubeにあったら是非。

本日、ここまで。


https://youtu.be/171uZDzPoH4

下品かな



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最近いわゆる「グリップ沼」にハマりつつあります。グリップ変えて何が楽しいんじゃと思っていましたが、パックマイヤーのホワイトパールグリップを何の気なしにポチったらこれがまた綺麗でして...しかしこれに似合うガバメントが中々手元に無い。
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マルイのシリーズ70は似合うかと思ったらロイヤルブルーとバランスがなんだか悪いし、ましてミリガバは尚の事似合いそうにない。そんな最中にウエスタンアームズのドックカスタムを中古で入手。「太陽にほえろ!」で一回だけドック刑事が使ったカスタムガバメントがモチーフの商品です。プロップはスライドがGM4でフレームがGM2と聞きますが...

エスタンアームズのガバメントは微妙にサイズが大きいので市販の例えばパックマイヤーやホーグのワンピースグリップは加工が必要ですがツーピースのホワイトパールはグリップ固定用の真鍮のリング状のパーツを外したらほぼポン付け。黒よりは似合うと思うんだけども...何だか下品かなぁ。

本日、ここまで。

十六文からす堂・こんな天知茂も良きかな


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久方ぶりに天知茂主演の「十六文からす堂」を視聴しました。原作は時代小説の巨匠山手樹一郎の「江戸名物からす堂」です。
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ここでの天知さん演じるからす堂こと唐津栄三郎は一回十六文の見料で手相を占う町の人気者。天知さんなのでシリアスでハードボイルドな人物かと思えば温和で飄々とした人柄。

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小料理屋の女将お紺(浅茅陽子)はからす堂にベタ惚れで半ば世話焼き女房。 やり込められてシュンとなる天知さんがキュートです(笑)。

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こちらは駕籠かきの星セントルイス。からす堂が占いに使うのぼりや道具を預かってくれています。からす堂が住む長屋の人々と協力して事件にあたる流れは何となく同じ原作者の「桃太郎侍」を想起します(TVのほうですが)。
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桃太郎侍」に出演していた茶川一郎が同様に板前で出演していたので尚更感じたんですよね。あっちは上方屋の熊さんでしたっけ。
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クライマックスの殺陣は事件の最中知り合った青年武士(金田賢一)と共に覚悟の白い着流しで彼の仇討ちの助力。からす堂は朱塗りの鞘の刀を使っていました。
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殺陣の最中お紺さんがタヌキの置物で後ろの配下に一撃で思わずからす堂もびっくり!
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三船プロの時代劇でよく見かける細身の短筒のプロップ。お約束通り脇差を投げられて狙撃に失敗します。
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天知さんの殺陣は何か独特な感じがしますね。ここぞのキリッとしたいつもの表情は正に待ってました!という気持ち。
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ラスト、からす堂の仇討ちの助力とついでの悪人退治で罪に問われるか否かで気を揉む一同。奉行(御木本伸介)の「わしもたまには(法を)破ってみるか」の一言で無罪放免、奉行所から出てきたからす堂を涙で迎えるお紺と一堂でハッピーエンド。天知さんのハードボイルド以外の新しい魅力を感じた作品で、二作で終わったのがとても惜しかったシリーズでした。

本日、ここまで。
(文中敬称略)


祥月命日いのちの酒

今日は叔父の祥月命日。普段私は酒は全く飲まないのですが、何故か飲みたくなってウィルキンソンウイスキーで簡単なハイボールを叔父に。YouTubeでデレマスの3rdライブが明日まで配信されているので自分の趣味を一緒に飲みながら楽しんでもらってます。「俺にはよく解らねえよ(笑)」、なんて言いそうですが。なんだか眠くなってきたので本日、ここまで。
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ボルトキャッチを叩きたい

「この趣味をやっているとね、縁のある銃とない銃がどうしてもあるんだよ」

これはいつもお世話になっているショップの店長の言葉。トイガンの沼に落ちてもうすぐ十年近く、確かに縁のない銃が出て来ます。私の場合拳銃だとモーゼル、長物だとM16系が全く巡って来ません。

モーゼルはショーケース越しにしか本当に見たことがないのです。マルシンのモーゼルは直ぐ売れてしまって次はいつ入荷するのかは解らないのが常。今は台湾製の物も出てきて良いな、とも思いましたが...箱デカっ!、置場所が!となりこれはこれでどうしようとなってます。

M16は中古で良い値段のモデルガンを発見した事があるものの箱無し、説明書無し、カート無し。安い事には訳があるとは正にこの事。購入したとしてもまさか裸で持って帰れないのでどうしようと迷っているうちに売り切れ。いつか電動でもガスブロでも良いのでM16系をマガジン交換したらボルトキャッチを叩いてボルトを前進させてみたいんですけどね...

何だかただただ自分の優柔不断っぷりを書いてしまいましたが、手元に欲しいのは自分が見てきた映像作品の影響が大きいのかなぁ。ヒーローへの憧れがトイガンへの引金という方は多いのでは。

本日、ここまで。


https://youtu.be/A6mwCo69fL0

斬り捨て御免!・やっとEDを発見

来月から時代劇専門チャンネルでおそらく10年ぶりに放送される「斬り捨て御免!」。しかも4Kリマスター!...とは言ってもBSフジで去年先行放送されていましたが。そんな最中YouTubeで色々と動画を漁っていると第一シリーズの主題歌「君はやさしかったか」のフルサイズをようやっと発掘、これまであってもTVサイズがいいところでした。ここで発見が一つあり、TVサイズはフルサイズの2番Aメロと1番Bメロとサビを編集した物でした。

斬り捨て御免の歴代エンディング曲は歌謡曲から和風ファンク、和風ファンクから和風ディスコに変わっていった印象です。各3シリーズは一貫性が薄い部分があるのでそういう点でも記憶に残ったのかもしれません。「君はやさしかったか」の作曲と劇中音楽は渡辺岳夫さんでジャンル問わず幅広く音楽を手掛けられた方でしたが早世が未だ惜しまれます。時代劇の仕事だと「新選組血風録」、「大奥」、「燃えよ剣」、「ぶらり新兵衛道場破り」、「編笠十兵衛」辺りがだいたい浮かぶところ。

斬り捨て御免!の劇中音楽だと第一部の殺陣のシーンによく流れたノリの良い曲やアバンタイトルのナレーションの曲、第三部のメインテーマ曲が印象深いですね。この近辺で他の知られた仕事だと「機動戦士ガンダム(一作目)」、「白い巨搭(田宮二郎版)」、「大奥(1983)」になるのでしょうか?歌舞伎座テレビ製作の時代劇の撮影は京都映画(現・松竹京都映画撮影所)、という事は必殺シリーズのスタッフが手掛けています。なので他の作品のエンディングの映像にどこか必殺の匂いを感じるかもしれません、機会があれば是非とも。

本日、ここまで。


https://youtu.be/iHdcrpkVF_8