アニメと時代劇・飾るはリボンか鉢金か
はい、どうも。今日はソードアート・オンラインのヒロインの一人、整合騎士のアリス・シンセシス・サーティの誕生日。
そしてふと思ったのが頭。これはずっとリボンかと思っていたら…
寝るときやご飯のときは何か別のリボン?をつけているみたい。
同じ女性の整合騎士でもファナティオさんは初めは兜を被りっぱなし。まあこれには訳がありますが…
後に兜を外すとこんなにべっぴんさん。少しパラレルなゲームの世界だとやたらと女を出してきます(笑)。
ならばアリスの頭はリボンではなく鉢金ではないのか?という疑問が湧いてきて…
ここで鉢金とはなんじゃいな?という方にはこちらをどうぞ。
https://kotobank.jp/word/%E9%89%A2%E9%87%91-601931
一応定義によると、新選組がよくつけているような鉢巻の外や布地の中に金属板を入れたものと、
兜の前部をそのままつけるような物がいわゆる鉢金に定義されるようです。画像の「八丁堀の七人」では片岡鶴太郎さん演じる仏田八兵衛のみ鉢金で他は鉢巻。主人公というのもあるのでしょうか?
そんなアリスも本編や版権イラストをみるとこれがリボンではなく厚みを感じて鉢金になんだか見えてくる。
硬そうなんですよね。かと言って額に攻撃を受けて頭のこれが割れる、みたいな場面もなかったし。
そういえばこのシリーズは流行り病の影響で再放送や特番込みで終わるまでだいたい二年くらいかかりましたね…1クール区切りで終わったらすぐ再放送するならそれぐらいかかるか。
ちなみにこれは作中の別のゲームの世界でのアリスの姿。形は多少変わってもしっかりと頭にあります。
そしてこれは劇中でも見せた自分が禁忌を犯さず一人の村娘として成長した世界の姿でこれはリボン。まあ、答えを出すつもりはないのでうやむやです(笑)。
思えばSAO、もう10年なんですね。アニメを友人に勧められたらあっという間にハマって早く続きを観たくてあちこちレンタルショップを回りましたよ。また何か新しい動きがあるといいなぁと思いつつ、お誕生日おめでとうございますってなところで…
本日、ここまで。
アイコンからの揺り戻し・西部警察
はい、どうも。今回書きたいのは西部警察PARTⅢの46話「冬の軍団長」という回です。
全国ロケシリーズも関西編を残し、あの最終回への助走が始まった時期の頃の一作と言う印象ですね。
物語はラジオの海賊放送をやっている公平、木田、則子の三人がある会話を偶然傍受した所から始まり…
その内容はある女性が邪魔になる前に自殺に見せかけて消せ、といういわゆる殺人教唆。
なにかの冗談だと思いつつ念の為この会話を公平は録音しておく。
翌日港から車に乗った女性の水死体が発見され、加川係長は自殺として処理しようとするがそこに南が異を唱える。遺体の自殺にしては不自然な状態を聞く中で大門は、このような事件の裏にいつも浮かぶ野上経済研究所の捜査に木暮課長の了承を経て踏み切る。
新聞で自分たちが傍受した無線が真実と知った木田は、公平にテープのダビングを持ちかける。テープを恐喝に使う事を察した公平は止めようとするが、
木田「今まで迷惑ばかりかけてきたオフクロに家の一つでも買ってやりたいんですよ…」
公平「わかった。無理はするなよ。」
翌日、木田はテープを使って野上に脅しをかける。テープと金を引き替える約束をつけるが…
しかし野上は強大な組織力で木田をいとも簡単に消してしまう。
木田の遺したメモをじっと見つめる公平。
そして木田の葬式に参列し、仇討ちを誓う。
そんな中、木田の身元を調べる内に公平へ辿り着いた大門はテープの在処を問いただすが…
公平は頑として口を割らない。公平が必ず野上へ接触すると睨んだ大門はあえて公平を解き放す。
そして公平はやはり野上へ強請をかける。
一方公平の動きに何かあったら連絡してほしいと則子に頼む大門。公平を野上への囮に使う大門のやり方を則子は激しく非難する。
則子「警察は犯人を捕まえるためなら人がどんな危険な目にあっても平気なの?そのサングラス取りなさいよ。どういう冷たい眼でそんな事をしているのか見せなさいよ!」
大門「…頼んだよ」
木田への弔いの思いを海賊放送で語る公平。野上との取引は、明日…
そして当日。最初から消しにかかる野上たちに狙われる公平をかばって大門が撃たれる!
公平が金と思っていた渡されたのはただの紙の札束。撃たれながらも大門反撃の一発!
紙の札束が舞う中大門は公平を安全な所へ避難させ、団員達があとは一網打尽。南が大門の思いを代弁するように公平に言い聞かせる。
南「我々もな、被害者の仇を討つつもりでやっているだよ。あんたには不満かもしれないが犯人を捕まえる事が、我々にとっての仇討ちなんだ」
そして西部署。腕を吊るした大門と則子が行き合う。
則子「…ありがとう、ございました」
大門「いえ」
お互い何かもう一言…と振り返るが、やはり別れる。
ラストは冬の街路樹をひとり歩く大門。思えばこの時期の団長は大掛かりな事件であちこち全国へ出張っては現場の指揮をしてクライマックスにスーパーZやヘリで颯爽と現れてはショットガンを必殺必中させてからの大爆破が定番であり、そしてそれがある種の様式美でした。
それは引換に人間・大門圭介が全く掘り下げられなくなった様な気がします。五年も続いている上にアクションドラマにヒューマニズムを持ち込むのはナンセンスなのでしょうが、この回はそれ故なんだか記号的な存在になった大門が正面から非難されたり敵の銃弾に被弾したりとこれまでとはどこかイレギュラーな展開。一度記号から人間への揺り戻しをさせる様な感じです。
この回の脚本を担当されたのは金子成人さん。姉妹作の大都会シリーズは全シリーズ執筆されていますが、西部警察はこの回のみ。大都会でもどちらかといえばアクションと言うより大都会PARTⅢの「自動車泥棒」のようなドラマ寄りな話の印象が強いです。
西部警察はロケ回以外はただの刑事ドラマなんて意見を見たことがあるのですがそんなことはないんじゃあないかなと思い今回はこれを書いてみた次第です。物語の流れはグチャグチャですが、ここまで読んで頂いたならば幸いです。近い雰囲気の「少年Aの二時間」や「北帰行」についてもいずれ書いてみたいなと思いつつ、
本日、ここまで。
里見版大江戸捜査網のオープニング振り返り
- 音次郎、井坂、お蝶、お吉、御前
- 音次郎、井坂、お蝶、お紺、お吉、御前
- 音次郎、井坂、お紺、お吉、御前
- 音次郎、井坂、お竜、風、御前
- 音次郎、井坂、お竜、お銀、御前
- 音次郎、井坂、お竜、おりん、御前
はい、どうも。いきなりこの順番と名前の列は何だと聞かれたら大江戸捜査網の里見浩太朗主演シリーズ歴代メンバー一覧表です。里見浩太朗さんは恐らく歴代リーダー最長記録なのではないでしょうか?そこで手元に映像がある1〜5の時期の映像をベースに振り返って見ようかと思ったり次第です。
まずは1の時期。冒頭、歌舞伎の連獅子とメンバーのアップとトンボを切る忍者が交差したら…
五人並んでタイトルがドン!
まずはリーダー、新内流しの音次郎こと伝法寺隼人。
この刀を交差させるカットはこの時のOPのみ登場。
続いて最高のナンバー2、井坂十蔵。第一シリーズから最後までシリーズの顔として支えた功労者でしょう。この時は殺陣に時折長巻を使うことがありました。
そして前話「さらば珊次郎」でプレ登場したくれないお蝶。仕込み傘って中二心をくすぐりますよね(笑)。
第三シリーズ一話から登場した不知火お吉も顔付きが凛々しくなった印象。殺陣の衣装も黒一色のシックな物に。
そして渋い内藤の御前。第三シリーズの「逆転 隠密同心!」で、かって勘定奉行に任命された折に妻子を失った過去が語られます。
そして横並びでもう一度タイトル。
そして2の時期。サブテーマのイントロが流れる中、追手から逃げる音次郎。
音次郎が物陰に消えると変わって月代を剃った井坂が現れて視線を送ったむこうには…
お蝶が危険を感じて傘を開いて、
お吉が屋根から刀を投げると…
新参お紺のいるところに刺さり、戸を閉めれば…
御前が刀を納めて…
六人体制のオープニングの始まり!
音次郎の映像はほぼそのままでこの二人はシチュエーションがほぼ同じでも衣装や決めポーズが変わっています。
そして新メンバーいさり火お紺。山口さんは水戸黄門で里見さんの助さんとの夫婦役だった時期があったのでお互い役名を間違える事があったとか。
そして締めの横並び。そういえば六人が揃った回はなかったような気がしますね。
そしてお蝶が殉職してからのオープニングは燃える扇子の様な映像に…
様々なアングルから移される般若の面が被さります。
その般若の面を持った音次郎が駆け出すと…
物陰から今度は総髪の井坂が登場。
同じ衣装でも別映像と思われるお吉が刀を投げてからの…
お紺から御前の流れは同じですが、御前の着物と背景が掛軸から屏風に変わっています。
そしてタイトル!五人の並びだとなんだか絵的に映える気がしますね。
メンバー紹介で映像が変わったのがこの二人。旦那の凛々しい眼力とポニーテールをやめて衣装も派手になったお吉。
そして毎度同じく普段の姿で締め。このメンバーは結構長く続いた気がします。
そしてお吉とお紺が離れた後の新体制。音次郎が小柄を投げると…
他の三人も投げる!
壁に刺さった小柄を御前が手に取るとそこには隠密同心心得の条が書いてあり、それを広げれば…
タイトルがドン!
ここでは井坂の旦那の紹介の時が冒頭これまでの寺の境内から竹林での殺陣に変わり、御前も同じシチュエーションながら着流しが変わっています。
歴代の芸者隠密で任期が最長と思われる稲妻お竜。最初は稲妻「の」お竜でした。土田さんはレギュラー入りの前にゲストで出演されていた記憶が。
そして歴代の魚屋隠密の強さではこれまた任期の長かった流れ星おりんに負けないと思われる風ことお新。あまり劇中ではお新とは呼ばれなかった気がするなぁ。
そしてみんなが同じ向きで振り向いて締め。
本当は残りの6と7を語らなければいかんのですが、時代劇専門チャンネルが杉良太郎版第三シリーズ放映の折に続けて里見版を放送すると思って前に話数ゆえに低レートで録画したディスクの大半を処分してしまいましてね…風と次のはやぶさお銀は約半年での交代、最後はおりんなのでオープニングで変わるのはそこの部分の差し替えだけだったと思います。ああ、もう一回時専でやってくれないかなあ(涙)。
里見さんが京都で「長七郎天下ご免!」に出演のため(さらに同時に続けている助さん役で水戸黄門も)東京で撮影している大江戸捜査網を降板するとき、後任としてお願いしたのが当時訳あって干されていた松方弘樹さん。松方さんはその事を本当に感謝されていたとか。そんな後を継いだ松方さんのシリーズ終了までメンバー、作風が変わっても唯一変わらなかった物が二つ。黒沢良さんのナレーションと、
里見版から変わったこの忍者がトンボを切るアイキャッチ。万物流転とは言いますが、いつか里見編の大江戸捜査網の完全再放送を願って…
本日、ここまで。
思い出のレスキューポリスシリーズ
はい、どうも。今回は思い出のヒーローの話をひとつ。その昔日曜朝にレスキューポリスシリーズという作品が放送されておりました。これは「宇宙刑事ギャバン」から始まったメタルスーツを纏って戦うヒーローの流れを組む作品でして、「悪を倒す」のではなく「人を救う」のがこのシリーズのポイント。なので刑事半分、救助半分、それをメタルヒーローの枠で纏めたのが…
・特急指令ソルブレイン
のレスキューポリス三部作となります。
子供の頃本当に楽しみで夕方(私の地域は)になると楽しみにTVの前に座ってましたよ。家庭は玩具や超全集を購入できるほど裕福ではなく、そして周りの「そういうものからそろそろ卒業しなければならない」という同調圧力の中で唯一のファンアイテムは己の記憶でした。
そんな子供心で何に惹かれたかと言うと物語のそこはかとない苦さ。後々ウィキ等でスタッフを調べると昭和の名作刑事ドラマを手掛けた監督や脚本家が多数参加されていて、自分がそれからもう少し年齢を重ねてから観た刑事ドラマの再放送やビデオの物語に似た苦みを感じて納得したのを覚えています。
何故今回この題目にしたかと今更ながら言いますと、アマプラのマイヒーローというチャンネルにこの三部作があったんですよ。それで懐かしくて何本か見ているうち、ここに書いてみたくなった次第なのです。
三作通じてのこれまでの個人の印象を述べると、
・メタルヒーローと刑事ドラマのすり合わせの過程でキレのある読切回や装備パワーアップ編が印象深いウィンスペクター。
・「人の命と心を救う」という自らの命題に挑む敵を出してドラマを深化したものの、結果的に破れてしまったソルブレイン。
・前作を振り切るかのようにアクションへ向かって途中からは宇宙、神と悪魔の対決などオカルトな方面に向かったエクシードラフト。
といった印象。
そして続いて三年、エクシードラフトの後番組は何が来るかと思ったら正体不明のロボットが正義と平和のため様々な悪の組織と闘うバットマンのようなスタイルの作品「特捜ロボジャンパーソン」。しかし路線が変わってしまう故の嫌な気持ちは微塵もありませんでした。刑事と救助をやってきて物語に宇宙からやってきた神の巫女、とか地球征服を狙う悪魔の化身、なんて出てきたらもう続けられない予感は子供ながらしていましたね。
しかしこの三部作をもし見ていなければもしかしたら己の昭和の刑事ドラマへの興味は、モデルガンやエアソフトガンへの興味は湧かなかったのでは、なんて今になって思ったりします。サブスクが普及したおかげでこうやって思い出の作品達への再会を改めて喜んだところで…
本日、ここまで。
十一年目の3.11
はい、どうも。今日は東日本大震災があった日でしたね。十一年は…早い。あの頃私は家の用事を済ませて遅い昼食を食べながらCSでWWEを見ていたように記憶しています。そして揺れ始めたらテレビとストーブが突然消えて、何がどうなったか解らなくなりとにかくラジオをつけて大きい地震があったことを理解し、ほぼ寝たきりの祖母の部屋に行くと部屋の片隅で震えひたすら床に頭をつけて歯をガチガチ鳴らし拝んでいました。
とりあえず毛布を用意して、まだ仕事中の妹の無事を願いながら待っていると無事帰宅。道中の話を聞くと町中は信号が全滅、警官が手旗信号で動かしている状態。車の流れに入るとマズいと咄嗟に裏道を通り続けたのだとか。その晩男は私一人、家族を守らねばと思い眠れないなかで絶えず来る余震とラジオの警報と共に一夜を送りました。
翌日、コンビニに行ってみると中は予想通り真っ暗で物は無し。レジが使えないので電卓と手提げ金庫で計算している状態。結局コンビニを四つ回って買えたのはカップラーメン二つ。アイスや冷凍食品のケースからは水が染み出していたのをよく覚えています。
ラジオでは火力発電所の復旧作業の進み具合が随時放送され、まだまだ寒さの残る時期だったので夜の事を考えると早く復旧してほしいと願う中三日目の夜十一時頃に電気が復旧。ホッとしましたね…運良くガスや水道は生きていたのである程度元の生活に戻る事がこうして出来ました。CSをつけると地震マークが数日出たままでしたね。その火力発電所も先日老朽化のため発電所としての役目を終えました。
そんな最中私の父は沖縄に旅行中。地震の大きさをよく知らず、帰りの飛行機も途中で降ろされて青森から高速バスで帰ってきたところにこの周りの暗さに事態が飲みこめていませんでした(笑)。しかし後で「いない間みんなをよく守ってくれた」と言ってくれた事を思い出しつつ
本日、ここまで。そして…合掌。
太陽にほえろ・三つ数える!
はい、どうも。今回は「太陽にほえろ」で一つ書いて行こうかと思います。
いやあ沖雅也さん、未だに好きな方がいますよね。勿論私も好きです。物心ついた頃にはもう世を去られていましたが…太陽にほえろのLDが各刑事のセレクションで発売されるときリクエストが一番大きかったのがスコッチ、と聞いたことがありますね。
今回は399話「廃墟の決闘」のラスト直前から再登場した時のスコッチ刑事についてダラダラと書いてみようかと思います。
スコッチ刑事の復活の背景についてはあちこちで色々と書かれていますが、当時裏番組のテレ朝「ワールドプロレスリング」での初代タイガーマスクの大ブームとTBS「3年B組金八先生」の人気に押されて故のカムバックだったようですね。ちなみにこの頃のテレビ朝日の金曜夜7時からの主なラインナップは、
ドラえもん→宇宙刑事シリーズ→ワールドプロレスリング→ハングマンか女捜査官→必殺シリーズ
という恐ろしい流れ。これにもうしばらくすると「ニュースステーション」が始まります。
書いてみたくなったのはこの回でのスコッチのファニングのような動きでハンマーを起こして「三つ数える!」と犯人に投降を促すシーンを見たから。MGCの4インチではありますが同じトルーパーを持っているので実際やってみると難しい。利き腕と反対側の手で起こすハンマーは実に重いです。
劇中二回あったこの状況は結果どちらもスニーカーに邪魔されてしまいますが、二回目ではあらかじめスニーカーが前回と同じ反応をすることを読んで対処。
なおスニーカーはこの回ではスコッチの一挙手一投足が気に入らない素振りでとにかく噛みつきます。
クライマックス、犯人と海辺で砂まみれになって格闘するスニーカーを煙草を吸いつつ笑顔で見守りながら背中で手錠はお前に任せると言わんばかりに海辺を去るスコッチ。
翌日の捜査一課、ボスが山田署からの預かり物を持ってきたと呼び込むと現れたのは…
スコッチ刑事こと滝隆一。ここにスコッチ、捜査一課に復帰。
スコッチの変化と成長を近くで見てきたゴリさんと殿下。
刑事としての危機を荒療治ではありながらも救ってもらったロッキー。
この前後編ではボスの補佐役として現場に深く関われなかった長さんと…
山さんだってもちろん復帰は嬉しくないはずがない。
しかし面白くない男がここに一人。スニーカーとスコッチの刑事として、人としてのあり方の対立は次回「紙飛行機」へと持ち越される事となります。
そしてボスの「ま、そういうことだ」の台詞でシメ。
スニーカーはボンを知っていてもスコッチがどんな人間かを知らない七曲署藤堂一家で唯一の存在。それを引き合わせるための物語でもありましたが、それ故どこかスニーカーの疎外感も感じさせる一面も感じさせる話でした。この後スコッチはロッキー、スニーカー、殿下が去ってからはドックを不言実行の行動力で引っ張るまとめ役となります…と言いたい所ですが、ボスが長期病欠時に同様病欠で欠席回があったり人気の割には主役回が少なかったりと色々と難しい部分があったことを思い出しつつ…
本日、ここまで。
俺が薬だ…
はい、どうも。長いことのご無沙汰でした。ようやっと書くスイッチがはいったのかなと。
ウエスタンアームズのいわゆる映画「コブラ」に出てきたコブラカスタムのロイヤルブルー仕上げです。先日これのリアルスチールバージョンが発売されてほぼ瞬殺で完売のようでしたね。
オークションに出品されていた時にどうせ落札できないだろうしと思い冷やかし半分で入札したらよもやよもや、己が落札する事態に。
支払いを済ませ、数日後届いた商品を開封すると…
その前にあらかじめ申し上げておきます。出品された方、本当に感謝しております。要項に状態は汚れありとありましたが、予想以上でした。まず全バラしたらあらゆる溝のホコリや汚れを歯ブラシで落としてエアーダスターで吹くの繰り返し。
それが終わったらバレルのクロームメッキ、メタルチャンバーカバーの著しい退色を確認。これは不織布やコンパウンドでひたすら磨いてツヤが戻りました。
ハンマー両側面はグレーに変色してました。
これはトリガーも同様で内部もゴミやホコリだらけの状態。WD40と紙やすりで再度磨き上げです。
トリガーバーとシアスプリングには謎のベタつきを確認。これはパーツクリーナーを吹いてから中性洗剤で再度洗いました。
一番の難関はイライアソンサイト。ブリーチを外してネジやスプリングを外す上に肝心のサイトが油分を失って黒染めが灰色に。ひたすらシリコンオイルで磨いたら黒みが出てきて一安心。
再度組み上げてホッとしていたらマガジンボトムとグリップスクリューの赤さびの処理を忘れていました。使い込んだ雰囲気を出しても良いのではと思いちょっと雑にガンブラックで仕上げました。
いやあ、ここまで仕上げるのに大変でした。最後は全体にシリコンオイルをコーティングしてからの乾拭きで完了です。
このガバメントは9ミリルガー仕様。何故かと言うと劇中でコブラが使うサブマシンガンと口径を合わせるためなんでしょうかね。下に動画リンクを貼っていますが、独特のフォルムをしてますね。ボルトが前後ではなく斜め上に動くという発送は後の斜め下に動くクリスベクターあたりに近いものを感じます。今回の題は映画冒頭の強盗への台詞、「お前は病気だ、俺が薬だ」から取ったという所を明かした所で…
本日、ここまで。