大河道 雷刃の雑想録

「評論家の言うことを信じてはいけない。何故なら評論家が讃えられて彫像が作られた事など一度もないのだから」 ジャン・シベリウス(作曲家)

不発弾処理

湿気ってしまったキャップ火薬。どう処理すれば良いものかと悩んでいたらタナカのP229(いずれレビューを書きます)の説明書にキャップ火薬の処理の方法が書いてありました。
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説明書ではMGキャップを前提として書いていましたが、こちらが処理したいのはマルシンのPFキャップ。どちらも製造は同じ所だから大丈夫だろうと思いやってみました。
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やり方としては簡単でキャップ火薬をしっかり水に沈めたら一週間放置、これだけです。しかし実際沈めると結構浮いてきます。キャップ火薬は火薬、糊、フェルトで出来ているそうなので風呂場に持っていってお湯を掛けました。一応一週間後には火薬が溶け出しているはず。経過観察しながら様子見ですね。

本日、ここまで。

斬り捨て御免!・画質検証

さて、現在時代劇専門チャンネルで放送している「斬り捨て御免!」。4Kリマスターということで、確か5年位前にホームドラマチャンネルで放送されたHDリマスター版との比較を。まずは第一話OP、吉右衛門さんのカットから。

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専門知識は全くないのであくまでもここからはド素人の感想ということをご理解願います。上がホムドラのHDリマスター版です。これでも昔BSテレ東で再放送された素材よりはだいぶ上だと思います。
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そしてこれが4Kリマスター。映像の明るさ、色の圧、解像度がリマスターする場合のポイントなのだとか。グレーに見えた背景がほぼ白に見えます。
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こちらは第二話ラストシーン。これでも十分キレイだと思うのですが...

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こちらが4K版。映像の深みが増しているような。ここまで美しくなると本放送はどのくらいの画質だったのかと思ってしまいます。近年の映像技術の発達は凄いですね。まあ、画質が全てを決める訳ではないのですがね。

本日、ここまで。

グリップチェンジ

木製グリップを思いきって二種購入しました。アルタモント製なので中々なプライスでしたが値段相応の品質です。
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このKSCのCz75(1st)はスムースタイプで上がサムレストのような感じで膨らんでいます。色はシルバーブラック。

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本当は撃ちたいんですけどね〜。実銃の構造とガスブロの都合上Cz75は上にヒビが入る持病があっておいそれと簡単に撃てないのが口惜しいです。

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こちらは同じくKSCのSIGP226R。これもアルタモント製でチェッカリングとステップリングの半々という凝ったグリップ。握ると滑らかな手触りを感じますね。マルイの226Rは無加工でつけれる様ですがKSCはあちこち早速削りました。¥9800(涙)...
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正直このP226RからKSCのHWの表面の仕上げが荒くなったかな、と思います。表面がまだらな感じなんですよね。SIGはフレームが複雑で分解は難しいのでスライドだけブルーイングしました。ガンブラックな感じに仕上がったかなと思うのですが...それでもどこか残っているような。仕上げに対して他にも問合せがあったのかいつの間にか公式の見解は表面の縞やまだらは製造行程での仕様とのこと。少々思うところはあれどKSCは好きなメーカーなので、頑張って欲しいです。渋谷のあそこも色々欲しいけどお金持ちじゃないと買えませんから...

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本日、ここまで。

新たなる鬼平・梅安

新作の「鬼平犯科帳」の主役、長谷川平蔵と「仕掛人・藤枝梅安」の主役である藤枝梅安のキャストが発表になりました。それぞれ演じられるは十代目松本幸四郎さんと豊川悦司さん。個人的には驚き半分、そう来たか(ニヤリ)!の半分と言った感じ。久方ぶりに幸四郎さんのお姿を見たら名代相応の貫禄を感じました。思うと祖父に当たる初代松本白鸚さんと叔父の中村吉右衛門さん、作品は違っても父の二代目松本白鸚さんもみんな火盗改の長官を演じているんですね。鬼平犯科帳は平蔵だけでなく家族や配下も重要な作品、キャスティングは六割決まっていると製作サイドのコメントにあったので発表が楽しみです。

一方藤枝梅安は個人的にビジュアルはファンの理想型(と言われているとか)の渡辺謙さんに負けていないのではと思います。あの体躯で仕掛のシーンはかなり映えるのでは。それにしても新作を「必殺仕掛人」のコンペで負けた東映の京都撮影所で撮影すると聞いて何か因果のような物を感じた次第です。こちらも他のキャストは誰だろう?豊川さんの「これをきっかけに時代劇のブームがまた来るのでは」とのコメントにその通りになればなぁと思う次第です。

そういえば歴代で平蔵と梅安両方を演じた方は萬屋錦之介さんになるのか。やっぱり池波作品に惚れ込んでいたのかな...錦之介さんの江戸弁は聞いてて気持ちが良かったです。

一時は正統派時代劇の新作が完全に途絶えてしまうかと思ったらどっこい、芽は残っているんですね。念仏の鉄ではありませんが、「生きてるってのも満更じゃねえな」ってな所です。

本日、ここまで。

撃ちまくりGM7

今日はある集まりでGM7とマルシンのM586を思いっきりブッ放してまいりました。訳あって写真や詳しい事は書けませんが...しかし楽しかった〜合計5マグ合わせて40発、後でアモケースの必要性も感じました。モデルガンを見たことも触ったこともない方がいらっしゃったので1マグ撃ってもらって、撃ち終わった後の「すげえ〜!」という言葉と笑顔は何だかこの趣味を良かったとちょっと思いました。

終わったら他の方々がガンガン続けて撃っている最中、私はひたすらガンとカートリッジのクリーニング。楽しい時間はあっという間で片付けはその倍かかるものです。しかしこれを苦痛に感じず黙々と出来るようになり、少しはモデルガン好きを自覚しても良いのかなと思った次第です。このご時世無人の公園でモデルガンを構えるだけで警察案件でしょうから...今は警察官でもモデルガンを見(自主規制)。

それにしても長くキャップ火薬を置いているとほぼ未開封でも湿気ってしまいますね、意外と今回不発がありました。そうなると保存方法も再考しないと。火花が出やすいマルシンの7㎜のキャップ火薬がまた「パスッ...」みたいな音と小さい火花で(笑)。今回はモデルガンの楽しさと管理の再考のきっかけになりました。

本日、ここまで。

ナーフ!


最近知り合った同じ趣味の方にナーフを薦められました。正直「ナーフ?あんなんお子様向けじゃろがい」と思っていましたが、価格帯もピンキリと聞いてとりあえず手頃なエアコキを¥700位でヤマダ電機にて購入。
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いかにもアメリカンな雰囲気の玩具然としたルックス。時々マック堺さんも動画で取り上げていたような。前面のシリンダーに三発装填して後ろのレバーを引いてコッキング。シリンダーは自分で回します(笑)。
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コッキングは引ききるとき最後多少重くなります。トリガーも直進で、真ん中位に来たらおそらくシア的な物が落ちて発射。最長飛距離24mと唱うだけあって中々のスピードとドスッと重みのあるスポンジの激突音。お座敷シューティングに丁度いいかと思ったら、以外とそうではなさそう。しかしデフォルトで缶ビールを模したターゲットが付いてくるのは嬉しいところ。
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折角SF感のあるルックスに対して見た目が白、青、オレンジの三色は少し寂しいのでガンプラの墨入れペンやアイグリーン、蛍光グリーンを使って少し賑やかにしてみました。一応フロント、リアサイト的な物があるのでサイティングのとき少しでもマシになればとフロントサイトの上を塗りました。さて、どう遊ぶか...

本日、ここまで。

じゃあ何が消えたっけ?

前回マッドポリスの事を書いて、じゃあダメになったディスクに何を録画していたか今回思い出してみよう。

・江戸の激斗

小林桂樹さん追悼でファミリー劇場で連日一挙放送した時。当時裏の時代劇専門チャンネル影の軍団Ⅱの最終回だったので当時録画の折り合いをつけるのに骨を折りました。

長七郎江戸日記

これは開局したての頃のチャンネル銀河。第1部から第3シリーズまでスペシャル以外全て放送してくれたものの、正直状態はよくなかった上に予告編は101話~118話までのみ。なのでその後BS日テレでリマスター版が放送されたときあまりの鮮明さに驚きました。

影の軍団Ⅳ/幕末編

鳴り物入りで全シリーズ自専で初回放送したⅣ後半と幕末編は未だリカバー出来てませんね。一昨年位にやっと東映チャンネルが見れるようになって放送中と喜んだらもう幕末編の最終回でまたいつ巡るやら。今度は最近見つかった長尺版をやってくれたら嬉しかったり。

超人機メタルダー

これはファミリー劇場で。今思えば子供が見るにしては少しハードルが高い作品だったのでは。昔はもっと懐かしいドラマ、アニメやヒーロー物をファミ劇はやっていたような気がするけどな...話は変わるが太陽にほえろの三周目をジーパン編でしれっとやめたのはいまだに納得いかん。

大江戸捜査網

消えた...で別の話。ずいぶん前にファミリー劇場大江戸捜査網第1シリーズのHDリマスターが放映されて、おおっYouTubeで上がっている映像より格段に綺麗になっている!と思ったら兼ね合いで録画が出来ず、再放送もなかった内に最終回。翌週から第2シリーズの放送があるかと思ったら音沙汰無し。他のチャンネルで放映と聞いても第3シリーズから。今東映ビデオから出ているDVD-BOXがそのHDリマスターされた映像なのかな?

こんなの後だしジャンケンのイチャモンですが当時今回見逃せば次はいつ見れるか解らない、という思いがあるわけで悔やんでも悔やみ切れない部分があるのですよ。時間がたって別のチャンネルでの放送や、DVD購入でリカバーできた物もありますがやはり必死こいて録画したディスクがいきなり見れなくなったのはショックが大きかったし辛かった。以上そんな時代を歩いてきた古いヤツの戯言でした。

本日、ここまで。